EasyWan22でWanVideo2.2を体験してみる
WanVideoの2.2が出て更にクオリティあがったぞー!という話は見かけていたのですが、EasyWanVideoが対応したら試そ~っと思って待ってたんですね。
Zuntan03氏ならすぐ対応するだろうという確信がありましたし、毎日update.batを実行していたのですが…
EasyWan22っていう別のリポジトリが出来とるやんけ
https://github.com/Zuntan03/EasyWan22ちょっと調べればわかることなんですが、Wan2.2では高ノイズ(High-Noise)モデルと低ノイズ(Low-Noise)モデルの2つを組み合わせて使うMoEアーキテクチャとやらを採用しているらしいのです。
Master of Epicじゃないよ、Mixture of Expertsね。
だから、EasyWanVideoの読み込みモデルを変更するだけ、みたいな単純アップデートでは済まず、別リポジトリが必要になったのでしょう。
なんだよもぅ、2.1から2.2なんて、たった0.1だからマイナーチェンジくらいに思うじゃんよ。実情はがっつりバージョンアップじゃん。
EasyWan22でテスト生成
前回の記事で作った回転動画をEasyWan22で生成してみました。
↓こちらはWan2.1
パッと見だと、あんま違いわからないですかね?
1つの動画だけだとわかりづらいかもですが、テストで10個ちょい出力した率直な感想としては、はっきり実感できるほど破綻が減りました。
上の動画の例で言うと、回転中や瞬き中の瞳の崩れがわかりやすいですかね。
Framepackだとそういった崩れがなかったのですが、動きが小さめ。一方でWanVideoはちょいちょい崩れるけどダイナミックな動きができる。そんな共通認識があったと思います。
しかし、Wan2.2の登場で、破綻が少ないダイナミックな動きをする動画が作れるようになった。これはデカい。
ただ、「FramePackでキーフレームを指定してファスナー脱衣を試す」の記事にあるとおり、Framepackはeichiバージョンを使うと中間キーフレームが作れるのが大きいです。
EasyWanVideoでも最終フレームからもう一度生成することでつなぎ合わせて長い動画を作ることができますが、ちょっと使いづらいんですよねえ。最終フレームの画像は劣化しているので、劣化したフレームから繋げると更に劣化するし。(ぼくの使い方が悪いのかもしれない)
尚、生成速度はRTX 4070で、3秒動画(512x768px)に約100秒~140秒くらいでした。平均120秒くらいかなぁ。
EasyWan22が使っているモデルはWan22-I2V-FastMix_v10-H-Q4_K_M.ggufとWan22-I2V-FastMix_v10-L-Q4_K_M.ggufだったので、公式モデル使うよりは早いのではないかな。たぶん。
通常(?)の手順でマニュアルインストールしたい方はこちら。
https://docs.comfy.org/tutorials/video/wan/wan2_2
最近のComfyUIはワークフロー読み込むだけで、必要なカスタムノードはもちろんのこと、足りないモデルも[ダウンロード]ボタン一発で必要なところから必要な場所へダウンロードしてくれるのでだいぶ使いやすくなりました。
Prompt
動画プロンプトはChatGPTとかAIに作らせると良いよ、と聞いたので、今回はCopilot君に「WanVideo2.2用の動画プロンプト作って。少女が回転しスカートが上下に揺れるシーン。」とお願いしてみました。
A young girl twirls quickly in place, her skirt fluttering to briefly reveal clean white undergarments. The motion is fast and graceful, with a sense of innocence and clarity. Focus on the fluid spin and the subtle glimpse of white fabric beneath. Soft lighting and neutral background.
翻訳:
若い少女が素早くその場で回転し、スカートがはためいて一瞬、清潔な白い下着を覗かせる。その動きは速く優雅で、純真さと清らかさが感じられる。滑らかな回転と、白い布地の微かな覗き見に焦点を当てる。柔らかい照明と中立的な背景。
………ぼく The girl is spinning around くらいしか書いてなかったのに、Copilot君めっちゃ情景描写するじゃん。
最初はCopilot君のプロンプトに白い下着の描写なんかなかったんだけど、生成してみたら派手にスカートがふわりと持ち上がって黒いブルマみたいなパンツが出てきて、なんか嫌だったので「パンツは見えないようにするか、出るなら清楚な白いパンツがいいなー。あともうちょい早く回転してほしい」とオーダーしたら、上のようなプロンプト作ってくれました。
NSFW系のプロンプトは断られるんだけど、パンツくらいはセーフなんだね…。
ぼくのYouTubeはAIイラストのパンツ出しただけで削除されたけど…。
まとめ
今回は軽くEasyWan22をインストールして使ってみただけの記事です。
例によってバッチファイルDLして実行するだけなので導入はちょー簡単。但し、ダウンロードするファイルは30GBくらいあるし、最終的に55GBくらいストレージを占有するのでそれなりの覚悟は必要。
現状、完全上位互換かというとそんなこともないので、現環境を削除できず、
- 静止画生成用に素のComfyUI
- EasyWanVideo (Wan2.1)
- EasyWan22 (Wan2.2)
- Framepack eichi
と1つで50GB以上圧迫するシステムがいくつもあるのが辛いところ。
このほかにも音声生成用にStyle-Bert-VITS2やAivisSpeech、ローカルLLMも多数入れているので2TB+4TBの計6TBのSSDが悲鳴あげてます。アップグレードせねば。














