ComfyUIのインストール手順 (sage-attention / triton込み)
友人がWan2.2をはじめてみたいということなので、まずはWindowsでComfyUIをセットアップする手順を記事にしておきます。
WindowsでComfyUIを動かす場合、デスクトップ版、Portable版、git clone版という3種類から選ぶことになりますが、個人的には、長く使うなら git clone 版が一番トラブルが少ないと感じています。
デスクトップ版はインストールが容易ですが、依存関係がわかりづらく、ほとんどのComfyUI記事はPortableかgit cloneを前提としているため、情報が役に立たない可能性があります。
Portable版はDLしたZIPを解凍してrun_nvidia_gpu.batを実行するだけという手軽さがありますが、後述する高速化技術、sage-attentionのインストールで苦労します。sage-attentionを使わないならPortable版でも良いですが、30%くらい高速化するので使わないのは勿体ないです。
git clone版はコマンド入力が必要なので敬遠されがちですが、そもそもの問題として、ComfyUI Managerというカスタムノードが事実上の標準機能であり、これをインストールするためにgit cloneコマンドを実行する必要がある※のに、git cloneを避ける理由が見当たりません。
ということで、以下のとおり、git clone版のセットアップ手順を記しておきます。
前準備
Python 3.12.xのインストール
配布元:
https://www.python.org/downloads/release/python-31210/
[Download Python install manager]とかに惑わされず、Windows installer (64-bit)をDLします。
セットアップウィザードの画面で必ず [Add python.exe to PATH] にチェックを入れる。忘れた場合は後で手動で環境変数PATHに追加。
その後、[Install Now]でも良いが、[Custom installation]でlocationにC:\Python312等、わかりやすいインストール先にしておくとトラブル時に安心。
Gitのインストール
Portable版でもComfyUI Managerのインストール時に使いますし、ほかのカスタムノードでもNightlyビルドを使う必要がある場合などgitコマンドは必須。
配布元:
https://git-scm.com/install/windows
やたらいろいろ聞かれますが、基本的に全部デフォルトで[Next][Next][Next]と押していけばOK。
CUDA 12.8のインストール
RTX4070やRTX3060なら、CUDAは12.8で問題ありません。(もっと古いGPUの場合は12.4等にする必要あり)
配布元:
https://developer.nvidia.com/cuda-12-8-0-download-archive
[Windows]→[x86_64]→[11]→[exe (local)] または [exe (network)] (これはどっちでもOK)
sageattentionのビルド済ファイルをDL
配布元:
https://github.com/woct0rdho/SageAttention/releases
sage-attentionはCUDAのバージョン、PyTorchのバージョンごとにバイナリが異なるので、間違えないように注意深くファイルを選ぶ。
後述するComfyUIのインストールではPyTorch2.9以上が入るため、下記のファイルを選びます。(2025-02-05現在)
sageattention-2.2.0+cu128torch2.9.0andhigher.post4-cp39-abi3-win_amd64.whl
venv環境を作り、ComfyUIをインストールする
ここでは C:\ComfyUI-venv ディレクトリにインストールするものとして解説します。
コマンドプロンプトを開き下記のとおり、順番にコマンドを実行していくだけの作業です。
:: 1. 環境構築 mkdir c:\ComfyUI-venv cd /d c:\ComfyUI-venv python -m venv venv call venv\Scripts\activate python -m pip install -U pip setuptools pip install comfy-cli comfy --here install :: 2. ComfyUI Managerの導入 cd ComfyUI pip install -r manager_requirements.txt :: 3. torch/sageattention/tritonの導入 pip uninstall -y torch torchvision pip install torch torchvision --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu128 pip install triton-windows==3.5.1.post22 :: SageAttentionはあらかじめwhlをダウンロードしておく想定 pip install sageattention-2.2.0+cu128torch2.9.0andhigher.post4-cp39-abi3-win_amd64.whl
comfy --here installを実行するとGPUを聞かれるのでnvidiaを選択。その後、ComfyUIディレクトリにDLしても良いか?と聞かれるのでyを入力して[ENTER]。
sageattention-2.2.0+cu128torch2.9.0andhigher.post4-cp39-abi3-win_amd64.whl はDLしたディレクトリ名を指定するか、C:\ComfyUI-venvの直下に置いてからpip installしてね。
ComfyUI起動用のバッチファイル
下記の内容で C:\ComfyUI-venv\run.bat とでも名付けて保存しておけばダブルクリック一発で起動できます。
@echo off pushd %~dp0 call ".\venv\Scripts\activate.bat" python ComfyUI\main.py --use-sage-attention --lowvram pause
--use-sage-attention を付けることで推論速度が向上します。
VRAMが足りているなら、--lowvramは付けないほうが高速です。
おまけ
上記手順どおり進めると現在(2026-02-05)はpytorch 2.10.x が入る可能性が高いです。
sageattention-2.2.0+cu128torch2.9.0andhigher.post4-cp39-abi3-win_amd64.whl は名前のとおりpytorch2.9.0以上用なので問題はないはずですが、将来的に動かなく可能性もあるので、一応頭の隅に入れておいたほうが良いかも。
venv\Scripts\activateしてから下記のコマンドを実行すればtorchのバージョンを確認できます。
(venv) C:\Comfy-venv>python -m pip list | findstr "torch" sageattention 2.2.0+cu128torch2.9.0andhigher.post4 torch 2.10.0+cu128 torchaudio 2.10.0 torchsde 0.2.6 torchvision 0.25.0+cu128














