AudioCraftでえっちな効果音を出す実験
前回の「Stable Audio Open 1.0でえっちな効果音を出す実験」で、これは普通に実用的なのでは?と感じさせられたAI効果音。
しかし、どうしてもライセンスまわりが気になるため、そのへんがゆるそうなAudioCraftで同じようなことをしてみました。実は発表直後に即試してこりゃあかんと投げ捨てていたのですが、それはBGMがアレでソレだっただけで、効果音については一切試してなかったんですよね。
というわけで、あらためてえっちな効果音を出す実験いってみよー。
AudioCraftで生成した効果音
はぁはぁする吐息
Prompt: girl,long breath in,loop
Prompt: girl,long breathe in and out,loop
音質わっるー…。
Stable Audio Open 1.0ではgirl,breathだけで、いきなりドキッとするような吐息が出ましたが、AudioCraftでは音質の悪さに加えて、「はぁー」と短く息をつくだけの声が多かったので、loopを入れたり、slow tempoを入れたり、exhale指定したりアレコレ試行錯誤しましたが、long breath inが安定するような気がしました。
ぱん!ぱん!ぱん!
Prompt: solo,body clap,very slow tempo,loop
こちらも音質微妙ですが、ちょっと加工すれば十分使えそうです。Stable Audio Open 1.0と同じく、soloを付けなかったり、tempo指定を早くしちゃうと、普通のノリノリのボディーパーカッションミュージックになります。…いや本来それが正しいのだろうけども。
咀嚼音
Prompt: chewing sound
licking(舐める)音が出せなかったので、咀嚼音を生成しましたが、びみょー。もちろん何か食べてるシーンでは良さそうだけど、硬い物サクサク食べてる感じ。
wetやwater、drinkあたり指定してみたけど、良い感じのちゅぱ音は出せませんでした。
水音
Prompt: water drops
rain指定だとザァァァーー!と豪雨の音になりがちですが、water dropsなら、ちょろちょろした音になることがわかりました。おしっこシーンで使えそうですが、ちょうど今回温泉シーンを作る予定があったので、そこで使ってみました。
アニメーションに効果音だけ付けてみた例
音だけではピンとこない方向けに実例。
吐息なんて誰が出しても同じでは?くらいに思っててごめんなさい。なんか、ちょっと声が低いというか、ロリっ子がはぁはぁしてる感じに聞こえないっすね。
水音は残響加工することで、温泉の音っぽくなった気がします。くちゅ音はAIでは出せなかったので以前自宅録音したヤツです。
ぼくもエロゲマニアなので、おっさん由来の音を異常に嫌がるオタク(と書いて同志と読む)の存在をよく存じ上げております。なので、新品オナホにローションを入れてクチュクチュ擦った音を録音しました。
せっかくシナリオもイラストも音声もAIで作れるようになったのだから効果音もAI活用していきたいところ。
例のあえぎ声が出せるAI音声、Anneli-nsfwの制作者様が笑い声とくちゅ音に対応したコーパスを制作中という噂を見かけたので、正座しながら全裸待機したいと思います。
AudioCraftのインストール方法
探せば詳しく解説してるページあるだろうから、サラっと。
AudioCraft出たばかりのころはgitページの説明がconda前提だったし、間違ってる部分もあって阿鼻叫喚でしたが、今はpipでのインストール方法が書かれているので、AI触ってる方なら特に問題ないかと。
尚、ぼくはWindows環境のことしかわかりません。
前提条件
- gitがインストール済
- Python 3.10.14がインストール済
- nVidiaのCUDA Toolkit 12.5がインストール済
※忍耐力があるなら、GPUなしでCPUだけでAI音声を生成することは可能です。5秒の音声生成に、およそ5分くらいです。
venvでAudioCraftをインストール
git clone https://github.com/facebookresearch/audiocraft
cd audiocraft
python -m venv venv
venv\Scripts\activate.bat
pip install --upgrade pip
pip install torch==2.1.0
pip install setuptools wheel
pip install -U git+https://[email protected]/facebookresearch/audiocraft#egg=audiocraft
pip install -e .
インストールが終わったら、「python demos\musicgen_app.py」でwebuiサーバーが起動するので、Stable Diffusionと同じくブラウザで操作できます。
しかし、効果音用のAudioGenにはUIがなかったのでサンプルのPythonスクリプトを使いました。
import torchaudio
from audiocraft.models import AudioGen
from audiocraft.data.audio import audio_write
model = AudioGen.get_pretrained('facebook/audiogen-medium')
model.set_generation_params(duration=5) # generate 5 seconds.
descriptions = ['dog barking', 'sirene of an emergency vehicle', 'footsteps in a corridor']
wav = model.generate(descriptions) # generates 3 samples.
for idx, one_wav in enumerate(wav):
# Will save under {idx}.wav, with loudness normalization at -14 db LUFS.
audio_write(f'{idx}', one_wav.cpu(), model.sample_rate, strategy="loudness", loudness_compressor=True)
サンプルコードでは3つのプロンプト、
- dog barking
- sirene of an emergency vehicle
- footsteps in a corridor
が指定されているため、ここを好きなプロンプト(上述の例だとgirl long breathとか)に変更して実行すればOKです。
謝辞
オープンソースソフトウェアの開発者および各種素材の制作者の皆さまに感謝します。
使用ソフト (AI関連)
- Stable Diffusion WebUI Forge
AIによるイラストの生成
使用モデル:ChacolOmegaMixXL - Flowframes
AIによるフレーム補間
使用モデル:RIFE - Audiocraft
AIによる効果音の生成















